ヤサシイエンゲイ 私家版

雄大な花穂、存在感が高い

ジギタリス

ジギタリス
科名:ゴマノハグサ科
学名:Digitalis purpurea
別名:キツネノテブクロ ディギタリス
原産地:ヨーロッパ 北東アフリカ〜中央アジア
草丈:40cm〜1.8m
主な開花期:5月-7月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、D.はDigitalisの略

ジギタリスとは

斑点模様
花の内側に斑点模様

ジギタリスはヨーロッパ、北東アフリカ〜西アジアにかけておよそ19種の仲間が分布します。毎年咲く多年草もしくは花後に枯れる二年草です。

その中でも、広く普及しているのはジギタリス・プルプレアです。単にジギタリスというと一般的にプルプレア種を指します。学名のプルプレアは「紫色の」の意で花色に由来します。昔は、強心剤を採るために薬草として栽培されていましたが、現在はもっぱら花壇植えなど観賞用に利用されます。日本には明治時代に渡来したとされています。英名はフォックス・グローブで、和名はその直訳でキツネノテブクロと呼ばれます。

地際から放射状に葉を出して、茎を伸ばさず地面に張り付くような低い位置で冬を越します。春になるとぐんぐん茎を伸ばして上に伸び、初夏に長さ30cm〜50cmの花穂を出します。花は筒状で先端が浅く切れ込んで色は紫紅色、内側に黒っぽい点々としたそばかすのような斑点ができます。

別種のジギタリス・ルテアと掛け合わせてつくられた園芸品種は花色が豊富でバラエティーに富みます。本来は1mを越す大型の草花ですが、50cm前後に収まるコンパクトな品種もあります。
名前はギリシア語のディギトゥス(digitus:指)に由来し、花の形にちなみます。

種類

野生種
・ルテア〔D. lutea〕 ヨーロッパ仲南東部、北西アフリカに分布します。花色は白、黄色でやや小輪。ルテアは「黄色の」の意で、花色に由来します。
・グランディフロラ〔D. grndiflora〕 ヨーロッパ〜西アジアに分布します。花は黄色です。グランディフロラは「大輪の」の意です。
・メルトネンシス〔D. ×mertonensis〕 プルプレアとグランディフロラの雑種、花色は濃いピンクで芳香があります。
園芸品種
・エクセルシア〔D. ’Excelsior’〕 草丈1.8mに達する大型種で、大輪の花を咲かせます。
・グロキシニフローラ〔D. 'Gloxiniiflora'〕 花が大きく開き、内側に斑点模様がたくさん入ります。
・フォクシー〔D. Foxy〕 草丈50cmくらいから開花します。よく枝分かれし、1株から数本の花穂を出します。

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