ヤサシイエンゲイ 私家版

アブチロンの育て方

アオイ科 学名:Abutilon
難易度バー バー バー バー バー(ふつう)
耐寒性バー バー バー バー バー(ややよわい:3℃以上)
耐暑性バー バー バー バー バー(ふつう)
用途 鉢植え 露地植え
流通 苗 鉢植え タネ
扱い 鉢花 花木

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栽培カレンダー
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開花期
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植え替え
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切り戻し
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肥料
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季節・日常の手入れ 
 花は新しく伸びた枝につくので、本格的に枝が伸びる少し前に前年の枝を短く切り戻して、元気な若い枝の発生を促します。適期は5月〜6月で枝を1/2〜1/3の位置でばっさりと切りそろえます。若い枝がたくさん出るとその分花もたくさんつきます。鉢が手狭になっている場合は同時に植え替えます。
 春〜秋の気温が高い時期はよく芽を吹くので、邪魔な枝があれば適宜切ってもかまいません。

日当たり・置き場所 ポイント  
 日当たりと風通しのよい場所で育てます。日照不足になると、花付きが極端に悪くなります。また、花色が冴えない、妙にひょろひょろと伸びるなども日射しが足りていないと起こりやすいです。風通しの悪い場所では病害虫が出やすいので気をつけましょう。暑いのが好きな植物なので、春〜秋は屋外でのびのび育てます。
 寒さは0℃程度まで耐えますが、3℃以上あったほうが無難です。凍結や霜はアウトです。あまり寒いと冬に落葉して棒状の枝だけが残る情けない姿になりますが、春に芽を吹いて復活することも多いです。暖地や一部平地では露地での越冬も可能で、ウキツリボク(チロリアンランプ)は特に丈夫です。寒冷地では鉢植えにして室内の日当たりに置きます。

冬に落葉した場合
 葉が全部落ちて、生きているかどうか不安な場合は枝の先端をちょっと切ってみます。断面が緑がかっているなら、株が生きているので完全に乾かさないようにときどき水を与え5月頃まで待ってみましょう。枝がぽっきりと簡単に折れるようなら枯れている可能性が高いです。

水やり・肥料 ポイント
 気温の高い時期はよく成長するので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。冬はあまり生長しないので、やや乾かし気味に管理します。土が乾いて数日たってからの水やりでかまいません。基本的に過湿を嫌うので、水のやり過ぎ(土が湿っている状態でさらに水をやるなど)には気をつけます。過湿にすると根腐れを起こしやすいです。
 花は春から秋まで途切れることなく咲き続けるので、生育期間中は肥料切れさせないようにします。土に置くタイプの肥料を1ヶ月に1回株元に与えるか10日に1回液体肥料を与えます。植え付ける際には土の中にゆっくりと効くタイプの肥料を土にあらかじめ混ぜ込んでおきます。

用土
さし木 水はけがよく有機質に富んだ用土が適しています。鉢植えは赤玉土(小〜中粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を用います。

植え替え・植え付け
 根がよく伸びるので、鉢植えは1〜2年に1回、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。 適期は気温が充分高くなった5月〜7月です。適期に作業ができなかった場合は、真夏を避けて9月上旬頃に行います。
 鉢の中で根がぱんぱんに張っている状態では充分に水も吸えずに生長もできないので植え替えは大切な作業です。

ふやし方
 さし木で増やせます。切り戻しの時に切り落とした枝を、30分くらい水に挿して吸水させてから土に挿します。根が生えてくるまで1ヶ月〜1ヶ月半かかるので明るい日陰で管理し、用土を乾かさないようにします。
 また、タネが市販される品種もあります。まき時は5月頃です。

かかりやすい病害虫 ポイント
 アブラムシ・ハダニ・ハマキムシ・立ち枯れ病
 アブラムシは新芽やつぼみについて吸汁する害虫で、被害に遭うと葉やつぼみが変形して生育も衰えます。ハダニは高温乾燥時期につきやすい害虫では裏について吸汁します。いずれも見つけ次第薬剤を散布して駆除します。
 ハマキムシはアオイ科に特に発生しやすい害虫で葉を器用につづり合わせて袋状にし、その中で生活します。発生が少なければ、葉ごと捕って駆除します。
 立ち枯れ病は高温期に発生する病気で植物が水を吸えなくなり、葉がしおれていって最終的に株全体を枯らしてしまいます。かかってしまった株は残念ですが処分します。予防が大切で、梅雨明け頃に殺菌剤を散布します。

まとめ 
 春に切り戻して若い枝をたくさん出させること、日によく当てることが花付きをよくするコツです。3℃あれば冬は越しますが、不安な場合は晩秋になったら日当たりのよい室内に移動させます。

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