往々にして花は下向き
アブチロン
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科名:アオイ科学名:Abutilon原産地:熱帯 亜熱帯別名:ショウジョユカ ウキツリボク樹高:30cm〜1m主な開花期:6月-9月栽培難易度:
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アブチロンとは
中央〜南アメリカを中心として、熱帯〜亜熱帯に約100種類が分布する植物です。低木のものが多いですが、多年草や一年草のように草花あつかいのものも知られます。園芸で親しまれているのは常緑性の低木タイプがメインです。主に鉢植えにして花を楽しみますが、葉に黄色や白の美しい斑の入るものもあり、観葉植物のように楽しめる種もあります。
葉っぱは縁にギザギザがあり先端のとがった卵形が基本ですが、モミジのように手のひら状に深く切れ込むものもあります。
花は夏〜秋の気温の高い時期が盛りで姿はなんとなくハイビスカスに似ています。花びらは5枚で色はオレンジ、赤、紫、白などがあります。花の中心から雄しべを筒状ににょっきり伸ばし、その先端に花粉が出ます。花は横〜下向きに咲き、花びらの表面に血管のような脈がびっしりと走るものが多いです。
由来
アブチロンは否定を表す「a」と「bous」(牝牛)と「tilos」(下痢)からなり、家畜の下痢止めとして効果があるという由来にちなみます。
種類
〔〕内は学名、A.はAbutilonの略。
・ヒブリドゥム〔A. ×hubridum〕 野生の種同士が掛け合わさってできた交雑種で色々な種が含まれる。単に「アブチロン」と言うと本種を指すことが多い。非常にバラエティーに富んでおり用途も多様で、鉢花として広く普及している。春にタネをまくとその年の夏から花を楽しめるベラ〔'Bella'〕など手軽に育てられる品種もある。
・ウキツリボク〔A. megapotamicum〕 ブラジル原産の常緑低木。枝は直立せずに斜め上〜横に伸びる。花は長さ約5cmで、袋状の赤い萼の先端から黄色い花びらをのぞかせ、葉の付け根からぶら下がるように咲く。花色のコントラストや咲き方が印象的。チロリアンランプの名前で流通することもある。平地では冬に落葉するが露地栽培できる。
・ショウジョウカ〔A. striatum = A. pictum〕 熱帯アメリカ原産の常緑低木。花は径5cm前後で色は橙色〜黄色、花びらには赤〜紫色の血管のような脈がはいる。葉に黄色いペンキを細かく飛ばしたような点々がびっしりとはいるキフアブチロン〔A. striatum 'Thomsonii'〕が知られる。
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