秋咲きの球根植物でクロッカスの仲間です。秋に松葉の様な細長い葉を出してやや淡い紫色の花を咲かせます。花が咲いた後も葉は長く伸び、翌春の5月頃に枯れて休眠します。 花びらの数は6枚で中心に黄色い雄しべと赤くて細長い糸の様な雌しべが3本ずつあります。 この雌しべ(正確には雌しべの柱頭)を乾燥させたものが、高価なスパイスとして有名ないわゆる’サフラン’です。 ’サフラン’は古くから料理の色づけや風味付けに用いられパエリヤやブイヤベースには欠かせないもののひとつです。また、染料やお茶としても利用されます。ひとつの花からとれる量が非常に少なく1gの’サフラン’は160個分の花に相当するそうです。 また、収穫もひとつひとつ手づみが基本です。貴重で手間がかかり、高価なところからヨーロッパではちらほらと偽造品が出回ることもあったそうです。 ヨーロッパでは古代ギリシア時代から利用されてきましたが、日本には江戸時代末期に漢方薬として入ってきました。スペインのバレンシア産のものが良質で最高級とされています。また、日本国内でも大分県竹田市などで栽培が行われています。
’サ’からはじまる植物 アヤメ科 ハーブ・野菜 球根植物 |
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