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花が亀?

ケロネ

ケロネ
科名:ゴマノハグサ科(オオバコ科)
学名:Chelone
別名:リオン チェロン ジャコウソウモドキ
原産地:北アメリカ南東部
草丈:70cm-1.2m
開花期:7月-10月

難易度バー バー バー バー バー (そだてやすい)
耐寒性バー バー バー バー バー (つよい)
耐暑性バー バー バー バー バー (ふつう)

ケロネとは

 ケロネは毎年花を咲かせる多年草で、開花時期がちょうどお彼岸やお盆にかぶるのでその頃に用いる切り花としても知られています。茎が長くてしっかりとしており、水の吸いがよく花持ちもよいので切り花にはぴったりなのでしょう。
 派手さはありませんが株元からたくさんの茎を伸ばして一斉に花を咲かせる姿は美しく野草の様な趣もあり、自然風の庭や花壇にはぴったりの草花です。草丈がやや高いので、他の植物と組み合わせて寄せ植え風に立体感を出すのもよいですし、もちろん切り花として楽しむこともできます。

用途・由来

 ケロネの名前は花の形が亀に似ているところにちなんで、ギリシア語で亀を意味する「ケロネ」 から付けられました。
 別名の「リオン」は広く栽培されているケロネ・リオニーの「リオニー」の部分(種名と言います)から来ており、お花屋さんでの通称名です。

種類

〔〕内は学名、C.はCheloneの略。

 花色はピンク、白などがあり茎の頂点にまとまって咲かせます。主に栽培されているのはケロネ・リオニー〔C. lyonii〕とその早生品種スピードリオンケロネ・オブクリアなどですが、姿形はどの品種も似かよってます(オブクリアはリオニーに比べて葉の緑がやや淡い様には感じますが…) 。スピードリオンは広く普及しており、苗をホームセンターでも見かけます。

栽培カレンダー

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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さし木
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植え替え・株分け
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肥料
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日当たり・置き場所
 半日くらい日の当たる半日陰の場所を好みます。日陰だと育ちにくく花付きも悪いので避けた方がよいです。また、生育期間中(春〜秋)は乾燥を嫌い、水切れさせてしまうと(土をひどく乾燥させてしまうと)生育が極端に悪くなるので、強い西日の当たる様な場所もできれば避けた方がよいでしょう。一日中日の当たる場所でも、湿り気味の土壌なら問題なく育ちます。
 寒さに非常に強く、相当な低温でも枯れることはありません。北海道でも露地植え可能です。

水やり・肥料
肥料は春〜夏前まで与えます。

かかりやすい病気・害虫
 春〜秋にかけてハダニが発生します。乾燥した環境で発生しやすいので水やりの際、葉にもたっぷりと水をかけるか、こまめに葉の表裏に霧吹きで水をかけます。

植え付け・用土
庭植えの場合
 性質は丈夫な植物ですが、乾きやすい土ではきわめて育ちにくく、腐葉土など腐植質のたっぷり入った肥沃で湿度が保てる土壌でよく育ちます。広葉樹の下など半日くらい日が当たり、真夏は強い光線が和らげられる様な場所が最適ですが、植え付ける際に「湿り気を保てる土壌」「半日以上日が当たる」の2つのポイントをおさえておけば失敗は少ないと思います。常に土に水が留まっていてじめじめした水はけの悪い土壌は適しませんが、池など水のある場所から少し離れた場所でも土壌の湿度が高く保て乾きにくいので適しているといえます。
 植え付けて育ち始めれば、4〜5年はそのまま植えっぱなしで毎年花を楽しむことができます。
鉢植えの場合
 用土は赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使います。地植えに比べて鉢やコンテナは乾きやすいので水やりを怠(おこた)らない様にすることが大切です。特に真夏は水切れさせやすいので気をつけましょう。春〜秋の生育・開花時期は土の表面が乾きかけていたらたっぷりと水を与えます。秋から冬、地上部が枯れている時期は休眠に入って生長せず土の乾きも遅いので、やや乾かし気味でかまいません。
 コンクリートの照り返しが強い場所や風あたりの強い場所では、土が乾きやすいだけでなく空気中の湿度も低めなので栽培には適しません。ベランダで育てる場合、そのような場所は避けましょう。

ふやし方
 地植えは4〜5年も経過すると株が大きくなります。きゅうくつな状態になってしまうと生育が衰えてくるので株分けをかねて植え替えを行います。掘り上げて株を2〜3つに分けて植え付けます。適期は春3月もしくは秋10月(春に行う場合は芽が出る直前の時期が一番適しています)です。
 さし芽でも簡単にふやすことができます。茎を先端から7〜8cmに切り取り、1時間ほど水にさして吸水させた(水あげ)後赤玉土や鹿沼土を入れたポットに挿します。切り花として花瓶に挿していたものから発根するくらいで根付きやすい植物です。

手入れ
 一般の草花に比べるとやや湿り気のある土を好み乾燥を嫌います。この性質は育てる上で覚えておきたい大切なポイントです。

ポイント
・やや湿り気のある土壌を好む
・半日陰の場所でよく育つ
・数年に1回株分けも兼ねて植え替える

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