ヤサシイエンゲイ 私家版

袋状のおもしろい花

カルセオラリア

カルセオラリア
科名:ゴマノハグサ科(キンチャクソウ科)
学名:Calceolaria
別名:キンチャクソウ(巾着草)
原産地:中・南米
草丈:15cm〜30cm
主な開花期:2月-5月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、C.はCalceolariaの略

カルセオラリアとは

メキシコからチリ、ペルー、アルゼンチンにかけてのアンデス山地におよそ400種が分布します。袋状にふくらんだ花が特徴的で、和名でキンチャクソウと呼ばれます。名前はラテン語でスリッパを意味する「カルセオラス」に由来します。

一般的に広く知られるヘルビオヒブリダ種

園芸でよく栽培されているのは、ヘルビオヒブリダ種〔C. × herbeohybrida〕です。ヘルビオヒブリダ種は様々な野生種を掛け合わせてつくられた園芸品種の総称で、特定の種を指す名前ではありません。野生種のコリンボサ種〔C. corymbosa〕とクレナティフロラ種〔C. crenatiflora〕を掛け合わせたものが大元となっています。花後に枯れてしまう一年草として扱い、主に鉢花として利用されます。最初イギリスで育種が始まり、次いでドイツで盛んに行われるようになりました。花色は黄色、オレンジ、赤などがあり、黄色に赤い斑点が細かくはいったり、赤と黄色のツートンカラーもあります。花の大きさは5cmを越す大輪種、小花をたくさん咲かせる小輪多花性種などがあります。

カルセオラリア・ミダス
ミダス

鮮やかな黄色い花のフルティコヒブリダ種

フルティコヒブリダ種〔C. fruticohyrida〕もコンテナや寄せ植えによく利用されます。この種はチリ原産のインテグリフォリア種〔C. integrifolia〕を元として改良された園芸品種の総称で、ミダス〔'Midas'〕、ゴールド・センセイション〔'Gold Sensation'〕などの品種があります。花は鮮やかな黄色でやや小輪、花茎を長く伸ばして群れるようにたくさんの花を付けます。

その他

高山性の小型種には趣のある草姿で、山野草として栽培されている種もありますが、非常に暑さに弱く育てにくいものが多いです。

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