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サイケデリックな葉が美しい観葉ベゴニア

レックス・ベゴニア

レックスの園芸品種
レックスの園芸品種
科名:シュウカイドウ科
学名:Begonia rex-cultorum
原産地:ベゴニア・レックスを中心とした交雑種
草丈:30cm-50cm
栽培難易度:バー バー バー バー バー(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、B.はBegoniaの略

レックス・ベゴニアとは

ベゴニアの仲間は、形態や姿が種によってバラエティーに富む非常に賑やかな属で、世界中に2000種類以上があります。その中の1種ベゴニア・レックス〔B. rex〕をメインとして、他の種を掛け合わせて作られた園芸品種のグループを総称してレックス・ベゴニアと呼びます。様々な色や模様に彩られる葉の美しさを競うグループで、観葉植物として楽しみます。葉を楽しむ「観葉ベゴニア」は他にもいくつがありますが、レックスが最も品種が多くてバラエティーに富んでいます。

元となったベゴニア・レックス

インドアッサム地方原産の多年草です。葉姿は左右非対称のハート型でやや長めの軸が付いています。濃い緑色で、メタリックなシルバーグレーの模様が葉の形に添ってわっか状に入ります。茎は太くてよく枝分かれし、地面を這うように伸びていきます。夏になると淡いピンク色の花を咲かせます。葉のインパクトに比べると花はやや弱いです。

様々な野生種と掛け合わされた膨大な品種群

レックスを元として、そこにアジア原産の野生種を掛け合わせて様々な品種が作られました。現在栽培されている品種は、色々な種が複雑に組み合わさった末にできあがったものです。葉色や姿は元より、模様の入り方や、質感など500品種以上が知られています。葉に入る模様にはシルバーグレーの他、ピンクや赤、紫色もあり、基部が渦巻き状に巻き込むカタツムリのようなユニークな姿をしたものもあります。葉の大きさも大型で立派なものから、小さめで可愛らしめのものまであります。

性質

直射日光の当たらない明るい日陰が適し、やや湿度の高い環境を好みます。比較的寒さに強くて、冬に低温で落葉しても凍らせなければ春以降に新芽を出して復活します。 特に春~初夏の若葉はツヤがあって美しいです。

画像

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