ヤサシイエンゲイ 私家版

小さなアザミのような花がポンポン咲く

アゲラタム

アゲラタム
科名:キク科
学名:Ageratum
原産地:中南米
草丈:15cm〜80cm
主な開花期:7月-10月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(育てやすい)
 

くわしい育て方

 

アゲラタムとは

熱帯アメリカを中心に30種が分布しますが、園芸的に栽培されているのはその内の2種と園芸改良種です。本来は毎年育つ多年草なのですが、日本では冬前に寒さで枯れてしまうことが多く、春にタネをまいてその年の夏〜秋に花を楽しむ春まき一年草として扱うのが一般的です。
切り花向きの背が高い高性種、花壇や鉢植え用の背が低い矮性(わいせい)種に大別できます※1。園芸品種は矮性種が多く、高性種の改良品種はそれに比べると少ないです。
花色は青、白、紫、白、ピンクなどで開花期は初夏-秋、アザミに似た姿をしています。
性質は丈夫で、熱帯各地では雑草化しています※2。
-由来-
アゲラタム’はギリシア語で否定を表す’’と’ゲラス’(=年をとる)の2語から来ており、「老いを知らない」とか「古びない」と言う意味になり、花色が長期間色あせないところに由来します。
和名のカッコウアザミは葉っぱのかたちが薬草のカッコウ※3に似ており、アザミのような花をさかせるところから付けられました。

※1 切り花、花壇兼用の中高生種もある。
※2 雑草化…日本でも沖縄などで雑草化したものが見られる。
※3 カッコウ…毎年育つシソ科の多年草で夏に赤紫色の花を穂状にさかせる。カッコウは漢名で和名はカワミドリ。

品種・系統

主に栽培されているのはコニゾイデスとホウストニアヌムの園芸品種です。〔〕内は学名、A.はAgeratumの略

コニゾイデス〔A.conyzoides〕 和名カッコウアザミ、日本には明治初年頃に渡来。草丈は30cm-60cm、古くから切り花や花壇用に栽培されてきた。
ホウストニアヌム〔A.houstonianum〕 和名オオカッコウアザミ、メキシコなどが原産で明治20年頃渡来。 和名の示すとおり葉や花が大型。草丈は15cm-60cm。園芸品種が豊富にあり広く栽培されている。単にアゲラタムというと本種とその園芸種を指すことが多い。

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