ヤサシイエンゲイ 私家版

咲き進むにつれて色が変わる、芳香性の熱帯花木

ニオイバンマツリ(ブルンフェルシア)

ニオイバンマツリ
科名:ナス科
学名:Brunfelsia australis
別名:ブルンフェルシア
原産地:中央〜南アメリカ
樹高:1m〜3m
主な開花期:4月-7月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

ナスタチウム(キンレンカ)とは

芳香を放つ花を春から初夏にかけて咲かせる熱帯性の低木です。花の色は咲き始めは紫色ですが、時間が経過するとだんだんと白くなってきますので、満開の時期はひとつの木にたくさんの色の花が咲いているように見えます。日本で一番親しまれているのはブルンフェルシア”アウストラリス”という品種で、ニオイバンマツリという名前で馴染みがあります。

※戦勝の証に敵の盾と兜をたてかけて示したことがトロフィーの起源と言われる

品種・仲間

※〔〕内は学名、T.はTropaeolumの略

トロパエオルム・マユス〔T.majus〕 ナスタチウムというとこの種を指す。育種が進んでおり園芸品種が豊富。英名でガーデン・ナスタチウムとも言う。
トロパエオルム・ペレグリナム〔T.peregrinum〕 別名カナリアヅル。ペルーやエクアドルの高地原産で鮮やかな黄色い花をさかせる。花びらや葉に切れ込みが入る。
トロパエオルム・ツベロスム〔T.tuberosum〕 地下に鶏卵大のイモ(根茎)を作る。このイモはアンデス地方ではマシュアと呼ばれ、食用とされる。

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