|

病気 さび病 ウドンコ病・害虫 カイガラムシ
●寒さに弱く温暖な気候を好みます
●花芽は短い枝に付きます
●強い切り戻しを行う場合は花後に行います

トキワマンサク、ベニバナトキワマンサク)は、ともにマンサクの近縁ですがトキワマンサクとベニバナトキワマンサクは常緑性で大きく育ち、マンサクは落葉性でさほど大きくなりません。トキワマンサクはクリーム色の花を咲かせるのに対してベニバナトキワマンサクは名前の通り赤い花を咲かせます。花の形は紙を細長くタテに裂いたような細長い花びらを4枚ほど付け、短い枝の先に2〜4つをまとめて付けます。満開の時期は枝、株全体が花で埋まります
ベニバナトキワマンサクは若葉の色が赤紫色になり、これもなかなか美しいです(その後、葉はだんだん緑色を帯びてきます)

ほおっておいても地際から数本の幹が伸びて、細かい枝が出てきて自然に樹型はまとまります。だから自然な樹型で楽しみたい場合はさほど切り戻しなどの作業は必要ではありません。ただ、花芽は短い枝に付くので庭のスペースが限られていて枝が邪魔になる場合、長く伸びすぎた枝や徒長枝(生育の弱い細めの枝のこと)は切りつめてもかまいません。切りつめる場合、枝は付け根から切り取るようにしましょう。また、短い枝でも混み合った部分は間引きします。切りつめる作業は花後が適期です
幹を1、2本残して幹を立てて育てる場合は、木の内側の細かい枝が枯れてくるのでそれらを取り除くようにしましょう。毎年行う必要はありませんが3〜4年に1回は行いたい

日陰でも育ちますが、節が間延びしてひょろひょろ気味の枝になってしまう可能性が大きいのとカイガラムシなどの害虫が発生しやすくなるのでできるだけ日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。特にベニバナトキワマンサクは日当たりが悪いと花が本来の鮮やかな紅色にならないので気をつけましょう
温暖な気候を好む植物なので冬は寒風の当たらない日溜まりのできるような暖かい場所が理想的です。苗木は特に寒さに弱いので冬は株元に敷きワラなどの防寒をおこないましょう。ベニバナトキワマンサクのほうがトキワマンサクよりやや寒さに弱い性質があります。地植は関東地方以北では困難ですので、その場合は移動できるように鉢植えで育てます。日当たりの悪い場所でも日の良く当たる場所に移動できるように同様に鉢植えで育てます

地植えにしたものは植えつけ直後と極端に土が乾くとき以外は水やりは必要ありません。鉢植えにしているものは土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう
肥料はチッソ分が多いと葉ばかり茂って花が咲きにくくなりますので、その点を気をつけて油かすと骨粉を半々に混ぜたもの株元に施します。肥料を与える時期は2月と9月の年2回です。それ以上与える必要はありません。鉢植えの場合は、市販の花木用の固形肥料などを使用しても良いでしょう

水はけの良い有機質に富んだ土を好みます。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を使用しましょう
植えつけは4〜5月、9〜10月が適期です。地植えにする場合は冬に寒風の当たらない日当たりの良い場所を選ぶようにし、植え穴には堆肥や腐葉土などをあらかじめたっぷりと混ぜ込んでおきましょう。植え付けたらたっぷりと水をかけて用土を落ち着かせます
鉢植えにした場合は鉢の中が根でいっぱいになって鉢の底から出てくるようなら一回り大きな鉢に植え替えましょう
挿し木と接ぎ木でふやすことができます。接ぎ木は技術的に初心者には難しいので手軽な挿し木がおすすめです
  挿し木の適期は7〜8月で、今年新しく伸びた枝の中から太くて葉に枯れや傷みのないものを選びます。その枝を5〜7cmに切り、土にさす部分の下の方の葉を取り除きます。1時間ほど水につけて十分水を吸い上げさせてから赤玉土を入れた鉢に挿します。根が出るまでは直射日光は避けて明るい日陰で管理して乾かさないようにしましょう
|