チャイニーズハット

クマツヅラ科 「ち」からはじまる植物

ホルムショルディア サンギネア
サンギネア
この植物の育て方
科名
クマツヅラ科
学名
Holmskioldia(=Karomia)
別名
ホルムショルディア
原産地
熱帯アフリカ マダガスカル インド
大きさ
高さ60cm~5m
開花期
種により異なる
難易度
★★★☆☆(ふつう)

こんな植物です

〔〕内は学名、H.はHolmskioldiaの略

インド、マダガスカル、アフリカなどに約10種が分布する低木です。最もよく育てられているのが、インド・ヒマラヤ原産のホルムショルディア・サンギネア〔H. sanguinea〕で、本種をさしてチャイニーズハットと呼ぶのが一般的です。お皿のような形をしたオレンジ色のがくがおもしろく、その姿からこの名前があります。カップ・アンド・ソーサ、マンダリンズ・ハットの別名もあります。花本体は赤色で、がくの中心からにゅっと筒状に伸びます。花が散ったあともがくは枝に残ります。主な開花期はは秋から冬です。園芸品種にがくも花もレモン色になる'シトリナ'があります。

もう1種、ホルムショルディア・テッテンシス〔H. tettensis = Karomia tettensis〕も比較的普及しています。テッテンシスは熱帯アフリカ原産でがくはピンク色、花は紫色になります。この色の組み合わせがユニークでかわいらしいです。主な開花期は夏です。

名前の由来

属名のホルムショルディアはデンマークの植物学者ホルムショルトの名前にちなみます。やや寒さに弱いので、鉢植えにして育てるのが基本で冬は室内に取り込みます。

その他の画像

1.シトリナ 2.テッテンシス