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葉はかたくて鋭く、刺さってケガをすることもあるので作業の際は手袋などで手を保護しましょう。

ソテツソテツの育て方
■ソテツ ソテツ科 常緑性低木〜小高木 原産 九州南部〜ジャワ
ソテツ
庭木や、小さいものは鉢植えにして観葉植物として扱われます。性質強健で育てやすいですが寒い地方では冬に防寒が必要です。

栽培データ一覧
栽培難易度
普通
特長
 南国ムードな樹姿
耐暑性
普通
耐寒性
やや弱い
生育適温
使用用途
○地植え ○鉢植え
栽培カレンダー
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
花の咲く時期
 
植え付け
肥料


病害虫の心配は特にありません

●日当たりと風通しのよい乾燥した場所を好む
●春に古い葉を切り取ります
●肥料は控えめに

 ソテツ科ソテツ属はオーストラリア・アフリカ・日本など広い範囲で約20種類の仲間が知られています。その中で一般にソテツと呼ばれ庭木や観葉植物として親しまれているものは、九州南部〜ジャワにかけて分布する「シカス・レヴォルタ」という種です。雌雄異株で、主に海岸沿いの岩場などに自生し、性質は強健で潮風、大気汚染に強くやせ地でも育てることができます。
 幹は太い円柱型でほとんど枝分かれせずに生長します。表面には葉が落ちた跡があり、頂部から羽状の葉を茂らせる独特の姿は南国をほうふつとさせます。非常に長寿で樹齢が1000年を超すものもあり、国の天然記念物に指定されているものもあります。 蘇鉄の名前の由来は、この木が衰えたときに幹に鉄くぎを打ち込んだり鉄類を株元に与えるとよみがえって元気になるという「いわれ」にちなみます。

 枝を整えたり切り戻す作業は必要ありませんので、庭木の中でも比較的手間のかからない部類にはいると思います。ただ、古くなっていたんだ葉をそのままにしておくと美観を損ねますので初夏に新芽が伸びてくる頃、古くなって垂れ下がった葉(およそ3〜4年生の葉)は付け根から切り落として樹姿を整えると同時に新しく出てくる葉と世代交代させましょう。

 性質は丈夫ですが、やや寒さに弱い性質があります。暖地では特に必要ありませんがそれ以外の地域では防寒が必要です。一番簡単な防寒は古くなった下葉を1/3ほど切り除いて、幹をワラやコモで包み、葉をロープなどで束ねます。さほど寒さの厳しくない平地では幹を包む作業をはぶき、葉をロープで束ねておくだけでも防寒になります。 また、頂点の新芽の部分を残して現在出ている葉を全部切り落としてからワラで全体をすっぽりとくるむ方法もあります。この方法だと葉を残す方法より更に寒さに耐えるようです。

葉を束ねる


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 日当たりと風通がよくて乾燥した場所を好みます。水はけの悪い過湿気味の土地では生長が極端に弱り、最悪の場合根腐れを起こしてしまうことがあります。また、日当たりが悪いと葉が伸びすぎてしまいますので気を付けましょう。鉢植えのものも一番よく日の当たる場所を選んで育てるようにしましょう。室内はやや不向きです。
 潮風や大気汚染に強く性質も丈夫ですが暖かい地方の植物で、耐寒性はやや劣りますので防寒が必要です。また、鉢植えのものも霜や寒風のあたらない場所に置いておけば特に問題ありません。庭植えの防寒に関しては上記の「庭木・日常の手入れ」の項を参照にしてください。

 乾燥に非常に強く庭植えにしたものは一度根づいてしまえば極端に乾燥する場合を除いて水を与える必要はありません。
 鉢植えのものは用土が乾いてから水を与えるようにしましょう。逆に水のやりすぎで過湿になって根腐れを起こしてしまうことがあるのでそちらの方を注意します。多少乾燥させてもすぐに枯れることはありません。また、冬はほとんど生長しないので乾かし気味に管理します。
もし根腐れを起こしてしまった場合

生命力の強い植物ですのでもし根腐れを起こしてしまっても、幹と新芽がしっかりと生きていれば再生することが可能です。腐った部分をナイフなどで完全に削り取って葉もすべて切り落とし、幹と頂頭部の新芽部分だけにします。風通しのよい明るい日陰で切り口を2〜3日乾かしてから用土に植え直します。ぐらぐらして倒れやすいので支柱をたてて固定しましょう。適宜水やりをしながら育てると新たに根が出てきて葉も新たに伸びてきます。

 やせ地でもよく育つので、肥料はたくさん与える必要はありません。4月頃に株元に化成肥料を少量ばらまいておけばそれで充分です

 水はけの良い用土であれば特に土質を選ばずに育てられます。

■植え付け(庭植え)
 暖かい地域の植物ですので、植え付けは充分に気温が上がる5月以降に行います。水はけを考えて植え付ける場所は50〜60cm(水はけの良い土の場合は20〜30cm程度)山高に土を盛ります。そこに株を植えてザクザクと細い棒などで土を突き入れて、根の間まで充分に土が入り込むようにして株を固定します。植え付け後は支柱を立てて倒木を防ぎます。植え付けた際に充分水を与えておけば、後はほとんど水を与える必要はありません。
■植え替え
 庭に植え付けた場合、植え替える必要はありません。鉢植えのものも頻繁に植え替える必要はなく生長に応じて3〜5年に一度、一回り大きな鉢に植え替えます。適期は気温が充分に上がる5月〜9月です。

 ソテツはあまり枝分かれしませんが、たまに幹から不定芽という芽を出すことがあります(枝分かれというよりも子株が発生しているように見えます)。この不定芽の新芽がこぶし大になった頃に幹から切り離して鉢植えとして育てることができます。
 また、春〜秋にタネを採集してまいてふやすこともできます。まいた後は発芽まで乾かさないように管理しますが、早くても発芽まで2〜3ヶ月を要します。


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