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病気 特になし・害虫 アブラムシ
●越冬温度は3℃以上必要
●夏場は水切れに注意しましょう
●生育旺盛なので年に1回植え替えましょう

シコンノボタンは鮮やかな紫紺色の花を咲かせるブラジル原産の常緑性熱帯花木です。この紫紺色は一般に育てられている花木ではあまり類を見ない花色ではないかと思います。花は主に夏から秋にかけて咲かせます。雄しべの形に特長があり、雄しべは長く途中でクモの足にある節のように曲がっているのでブラジリアンスパイダーフラワーの名前があります。
葉や新芽のあたりの茎には軟らかいうぶ毛のようなものが生えています。園芸品種も充実しており、花の中心部分が白くなる”コートダジュール”や紫色から徐々にピンクに花色が変わる”リトルエンジェル”などが幅広く栽培されています。シコンノボタンを含むノボタン科の植物は熱帯を中心に多数の種が分布しており、ノボタンやヒメノボタンなども比較的よく栽培されていて入手しやすいもののひとつです。

4〜6月にかけて株元から10〜15cmの位置で切り戻しを行います。切り戻しの作業は開花期が過ぎて花が咲かなくなった秋に行っても良いでしょう。開花期間中はいったん花が咲き終わったあとに2〜3節切り戻すとワキ芽が伸びて再び花を楽しむことができます
散った花びらは葉の上に落ちることが良くありますが、散り落ちた花びらはきれいに取り除きましょう。
また、市販されているものの中には草丈を抑えるための薬剤を用いているものがあります。そのような株は購入した年は草丈がコンパクトにまとまりあまり伸びませんが、翌年以降は薬の効き目が切れて草丈が伸びてきます。

一年を通して日当たりの良い場所で育てます。日当たりが悪いと、花つきが悪くなったりつぼみが付いたあとに日陰に移すとつぼみがすべて落ちてしまうこともありますので注意が必要です。
熱帯花木の中では寒さに強く3℃以上の気温があれば戸外でも越冬可能ですが、暖地以外では鉢植えで育てて室内の日当たりの良い場所で育てるか、霜の心配のないベランダや軒下で育てた方が無難です。うっかり霜に当てて葉を全部落としてしまっても株自体は生きているので、霜の当たらない場所に移動させて春に切り戻しを行うと、芽吹いて再び元気に育ちます。

水を好む植物なので春〜秋にかけての生育期は土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えましょう。この時期に水切れをおこすと生育が止まって最悪の場合、枯らしてしまうこともあります。特に夏は暑いことと生育が旺盛で水をたくさん欲しがるのとがあいまって水切れしやすいので注意しましょう。秋から春にかけては生育が止まるので水やりの回数を少なめにします。真冬は10日に1回、土が湿る程度の水やりでかまいません。下の方の葉はどうしても落ちてしまいますが、春に芽が吹きますので大丈夫です。
肥料は5〜9月に液体肥料を10日に1回の割合で与えます。固形のものを与える場合は油かすを使用します。油かすを使用する場合は月1回の間隔で与えましょう。

水はけが良くて肥えた土が適します。赤玉土(小粒)5:腐葉土3:ピートモス2の割合で混ぜた土を使用します。
非常に根の生育が早くすぐに鉢の中が根でいっぱいになってしまいます。根づまりした状態で育てても水をなかなか吸収できずに枯れてしまいますので、1年に1回を目安に植え替えを行う必要があります。鉢から抜いた株は長い根とまわりの土を半分くらい落としてから新しい鉢に新しい土で植え替えます。
植え替えの適期は4〜6月です。夏頃に購入した鉢植えはその時点で根づまりをおこしかけているものが多いのですぐに一回り大きな鉢に植え替えた方がよいでしょう。そうすることで花つきも良くなり株も大きくなります。この場合は土をくずさずにそのまま植え替えます。特に夏の生長速度はすさまじく春に植え替えた株が秋に鉢の底から根が伸び出て来るくらい育つこともあります。その場合も同様に植え替えましょう。
挿し木でふやすことができます。5月〜6月に枝の先端を10cm前後に切って赤玉土を入れた鉢に挿します。その後は半日陰の場所において乾かさないようにときどき水を与えましょう。だいたい1ヶ月くらいで根が出はじめますので生長を見て徐々に日の当たる場所に出して日光に慣らしていきます。
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