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小さくかわいらしい花

リナリア(ヒメキンギョソウ)

リナリア
科名:ゴマノハグサ(オオバコ)科
学名:Linaria
別名:ヒメキンギョソウ
原産地:ヨーロッパ
草丈:20cm-60cm
開花期:4月~5月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

〔〕内は学名、L.はLinariaの略

リナリア(ヒメキンギョソウ)とは

リナリアの仲間は北半球の温帯におよそ150種が分布します。日本にもウンラン〔L. japonica〕一種が自生します。名前はギリシア語のリノン(アマ)に由来し、葉の形がアマに似ている種があるところにちなむ、とされています。

園芸で広く栽培されているのは地中海沿岸のビパルティタ種〔L. bipartita〕やモロッコ原産のマロッカナ〔L. maroccana〕種、そしてそれらの雑種です。キンギョソウを小さくしたような花姿なので、ヒメキンギョソウの名前でも親しまれていますが、同じ仲間ではありません。秋にタネをまいて春に花を楽しみ、夏前に枯れる秋まき一年草として扱うのが一般的です。

葉っぱは細かく密につき、茎はたくさん枝分かれします。草丈は矮性種で20cmくらい、高性種では60cmほどになります。花色は紫、白、紅色、黄色で茎の先端にまばらな穂状に付きます。上向きの花びら(上唇弁)が縦に大きく2つに裂け、それがウサギの耳のようでかわいらしいです。

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ゴマノハグサ科