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金色の水引

キンミズヒキ

キンミズヒキ
科名:バラ科
学名:Agrimonia pilosa
原産地:日本 東アジア ヒマラヤ
草丈:40cm-1.5m(開花時)
主な開花期:7月-9月

キンミズヒキとは

花


花後の姿
トゲの先端
トゲの先端はフック状
日本(北海道~九州)、中国や台湾などの東アジア、インドやヒマラヤなど広い範囲に分布する、毎年花を咲かせる多年草です。

日本では夏~秋の山野において、林内の縁や山道の脇などでごく当たり前に見かける野草です。やや湿り気のある明るめの日陰に自生し、群生しているところもあります。関西の平地では8月の終わり頃から花を見かけます。

花は径1cmほどで小さいですが、明るい黄色で穂状に咲くので比較的見つけやすいです。花の咲いた状態を金色の水引に見立ててこの名前があります。葉っぱは縁がぎざぎざで5~7つの小葉に分かれています。

タネは俗に「ひっつきムシ」と呼ばれるタイプで、動物の体や人の服などにくっつきます。くっつく正体は果実を包むように付く萼です。萼は無数のトゲのようになっており、さらに先端がフック状にくいっと曲がっています。マジックテープⓇ(面ファスナー)と同じ原理で体毛や服の繊維にトゲの先端が引っかかってくっつく仕組みです。また、このトゲを竜の牙に見立てて「竜牙草(りゅうげそう)」の中国名があります。

全草(根、茎、葉、花をはじめ、その植物を構成するすべての部分)にタンニンを含んでおり、乾燥させたものを漢方では薬として用います。

ミズヒキ〔Polygonum filifome〕と呼ばれる野草も日本に自生しますが、ミズヒキの金色バージョンがキンミズヒキというわけではなく、お互いに全く別の植物です。見た目もあんまし似てないです。

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ミズヒキ…名前が似ていますが、全く別の植物です。