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カ行カスミソウ(ジプソフィラ)カスミソウ(ジプソフィラ)の育て方
■カスミソウ(ジプソフィラ) 科名 ナデシコ科 原産 ヨーロッパ・アジア

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■カスミソウ(ジプソフィラ・エレガンス)…
コーカサス地方(グルジア・アルメニア・アゼルバイジャン)原産の一年草で日本には大正時代のはじめ頃(1915年くらい)に入ってきました。一重咲きで白花が基本ですが、「アカバナカスミソウ」などの赤い花を咲かせる変種もあります。代表的な園芸品種に1cmほどの大きさの白い花を咲かせる「コペントガーデン・マーケット」や赤花種の「スーパークリムゾン」などがあります

栽培データ一覧

夏の暑さ

使用用途
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花の咲く時期                    
植え替え時期                    
肥料の時期                
やや弱い ◎庭・花壇
耐寒温度 ◎鉢
やや強め ×ハンギング
生育適温 ×寄せ植え
15〜20℃ ×水栽培


病気
 立ち枯れ病 白絹病 害虫 アブラムシ
立ち枯れ病は幼苗期に発生しやすい病気で茎が根元から腐って枯死する病気です。育苗には清潔な土を使い、過湿にしないように気を付けましょう
白絹病は土壌の病原菌が原因で発生する病気です。茎の根元あたりに白い糸状のカビが発生し、水切れしているわけでもないのにしおれたようになり枯れてしまいます。発生した株は残念ですが抜き取ります。その後も病原菌は土の中に残っている可能性が高いので太陽熱で消毒するなどの対策が必要です

やや乾燥気味のやせ地を好みます
●乾燥気味に保ち、加湿にしない
●夏の暑さをいやがりますので風通しをよくします
●植え替えを嫌うのでタネは直播きで

花束の添え物というようなイメージの強いカスミソウですが、白だけではなく赤や淡いピンクの花を咲かせる可愛らしい品種も広く出回るようになり、花壇や鉢植えとしても活躍するようになりました。最近では英名のジプソフィラの名前で見ることも多くなりました。
 カスミソウは花を付けてその後枯れてしまう一年草のタイプのものと毎年花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)タイプのものがあります。切り花でよく見かける極小さな花が密に付くものは、宿根性タイプのカスミソウです。学名のGypsophilaは「石灰を好む」という意味です。カスミソウの一部の種類が石灰質の土壌に自生しているところから名付けられましたが、その由来通り石灰質アルカリの土壌でよく育ちます


 茎が長く伸びますので雨風で倒れてしまわないように4〜5月頃に支柱を立てます。また、春早くに地面から10cmくらいの部分で切り戻しを行うと草丈が抑えられて倒れにくくなります。
 花が枯れてきたら花茎の枝分かれしている付け根の部分から茎ごと花がらを切り落とします。たくさんの花が密に付くのでひとつずつ枯れた花を取るのは難しいと思います。

 日のよく当たる場所を好みますが、夏の暑さをいやがりますので真夏は直射日光を避けて明るい日陰で育てるようにします。花壇や庭に植えている場合は遮光ネットなど使用して、直射日光から守るようにしましょう。鉢植えの場合は風通しのよい木陰などが理想的です。
 耐寒性は強い方ですので、特に防寒対策は必要ではありませんが霜柱などが立つと根が持ち上げられてしまいますので、庭植えでそのようなおそれがある場合はマルチング(株まわりの地面をわらなどで覆うこと)を行いましょう

 やや乾燥気味の環境を好みます。水をやりすぎて過湿状態にすると根や茎が腐りやすいので水やりは土の表面が乾いてから与えるようにします。
 肥料はさほどたくさん必要としません。むしろ多少やせ地の方がよく育ちます。植え付ける際には土に化成肥料を少量混ぜ込みます。春(3月〜4月)、秋(9月〜10月)に追肥として液体肥料かゆっくり効くタイプの粒状肥料を与えますが、肥料が多いと茎がひょろひょろに伸びて花付きが悪くなったり花の質が落ちますので気を付けます。「チッソ分」が多い肥料を与えたときに上記のような症状が現れやすいです

 水はけのよい弱アルカリ性の土を好む性質があります。赤玉土(小粒)8:腐葉土2の割合で混ぜた土に苦土石灰を混ぜます。庭や花壇植の場合もあらかじめ苦土石灰を混ぜ込んでおきましょう。

 1年草タイプのものは花後に枯れますので植え替えの必要はありません。
 宿根草タイプのものは毎年3月頃に植え替えを行います。白絹病などの土壌に潜む病原菌を予防する意味でも新しい土(一度も植物を植えるのに使っていない用土)の方がよいでしょう。
 一株が大きくなりますので地植えの場合は株と株のスペースを20cm〜30cmとりましょう

 宿根草タイプのものは株分けで、一年草タイプのものはタネをまいてふやすことができます
 株分けは3月もしくは9〜10月が適期です。
 タネをまく場合は9月〜10月がまきどきです(寒冷地では春にまくこともあります)。カスミソウは移植をすると育たないこともありますのでできれば鉢や花壇に直接まいて育てます。まいたあとに薄く土をかぶせて、発芽したら間引きながら最終的に株と株の間隔が20cm〜30cmになるようにします。土の環境が合っていないと生育がストップすることもありますのでタネをまく前にあらかじめ苦土石灰を入れたり腐葉土を入れて土壌改良をしておきます。また気温が20℃以上だと発芽しにくいですのでまき時期は気候を見て行うようにしましょう。


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