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栽培データ一覧
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栽培カレンダー
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世界の熱帯から熱帯に掛けて約300種類が分布するシダ類で、そのうちの30種ほどが日本にも自生しています。品種によって葉の色や形が様々で非常にバリエーションに富み、プテリスだけでも面白い寄せ植えができます。どれも涼しげな雰囲気で夏にぴったりな感じがします。名前はギリシア語で「つばさ」を意味する「プテロン」に由来し葉の形状から名付けられました。 プテリスは胞子のつかない「栄養葉」と胞子のつく「胞子葉」、役割の違う2種類の葉を持っています(2種類の葉は役割だけでなく形も明らかに違うので簡単に見分けることができます)。草丈は低いものでは30cm程度、大きくなるものは150cmにも達します。 主に栽培されているものは世界各地の熱帯〜亜熱帯に広く分布する「プテリス・クレティカ(以下、クレティカ)」とその園芸品種です。クレティカは日本でも関東より西の地域で自生しており、和名でオオバイモノトソウと呼ばれています。クレティカは非常にバラエティーに富んだ品種群でそれだけで10品種前後が栽培されています。 「プテリス・エンシフォルミス(以下、エンシフォルミス)」も代表的な品種で日本では九州南部より南の地域で自生しており、ホコシダという和名があります。エンシフォルミスの一品種で葉の中に入る白い斑が涼しげな’ヴィクトリアエ’(フイリイノモトソウ)も幅広く栽培されています 、まず、湿度を高く保つことがプテリスを育てる上での大きなポイントです。湿度不足や水切れになると葉が黒く変色してちりちりになって傷んでしまいます。 傷んだ葉は元に戻らないので株元近くから切り取ってしまいましょう。
陰地性植物で耐陰性は強いですが、強い日射しに弱く直射日光にあたると葉が枯れ込むことがあります。真夏は直射日光を避けた半日陰の場所、春と秋は柔らかい日射しの当たる場所におきます。 冬は越冬に5℃以上の気温が必要ですので室内で育てます。室内でも日のはいる明るい場所が適しています。日本にも自生している品種(イノモトソウ、マツザカシダ)なら戸外で越冬させることもできます(ただし、関西より西の地域もしくは暖地に限る)。また、実際にそれらの品種は庭園の下草として利用されることもあります。 多湿を好み乾燥を嫌う植物です。特に生育期間中の水切れは禁物です。春〜秋の生育期は土の表面をさわってみて、乾きかけていたら水をたっぷりと与えます。土の表面が乾いてからでは水を与えるタイミングとしては遅いので気を付けましょう。冬の間はあまり成長しないので生育期間ほど水を必要としません。土の表面が乾いてから水を与えるようにします。また、水やり以外にもこまめに霧吹きで葉に水をかけて空気中の湿度を高く保つようにします。 肥料は5〜9月の生育期、2ヶ月に1回ゆっくりと効くタイプの化成肥料を株元に施します。冬でも生育適温がキープできる場合は、1ヶ月に1回薄めの液体肥料を与えます。 水はけ、水もちのよい土が適しています。赤玉土4:パーライト3:ピートモス3の割合で混ぜた土を使います。 根づまりを起こしやすいのでできれば毎年植え替えます。根づまりを起こした状態で育てていると葉先から枯れ込んできます。茎葉がたくさん茂り大株状態になっているものでしたら、同時に株分けも行います。株分けに関しては以下の「ふやし方」の項を参照にしてください。作業は生育期に行います。 株分けでふやすのが一般的で簡単です。大株になったものを鉢から抜いて3〜5本の茎(芽)を付けた状態でいくつかに分けます。ミニ観葉に仕立てる場合は1茎(芽)ずつに分けて小さめの鉢に植え付けます。しっかりと根づかせるために植え付けた後は乾かさないように湿度を高く保ちましょう。株分けの適期は5月から9月です。 プテリスはシダ植物ですので、葉の裏に胞子ができます。一般的ではない上に家庭では難しいですがその胞子をタネのようにまいてふやすこともできます。胞子は6月頃に熟すので、紙の上などに胞子を採取して、細かく刻んで湿らせた水ごけを平たい鉢に敷き詰めその上に胞子を均一にまきます。深めの受け皿に水を入れてその中に胞子をまいた鉢を置きます。湿度を高く保つためにガラスの板などを鉢の上にかぶせて、日光が入らないように新聞紙などで覆いをします。胞子は完熟したものをまくこと、空気中の湿度を高く保つこと、気温変化の少ない環境におくことなどがポイントです。 |
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