春咲き定番球根の一つ
ヒアシンス
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科名:ユリ(ヒヤシンス)科学名:Hyacinthus orientalis原産地:ギリシア~シリア トルコ草丈:20cm-50cm開花期:2月~4月栽培難易度:
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ヒヤシンスとは
![]() 群植されたヒヤシンス |
日本でも広くなじみのある秋植え春咲き球根です。水栽培でよく知られる他、鉢植えや花壇にも利用されます。中海沿岸にかけておよそ30種が知られていますが、育種改良・栽培されているのはオリエンタリス1種のみです。群植すると花どきは非常に豪華です。
地際からやや肉厚で幅のある葉っぱを放射状に広げ、春になると中心から太い花茎を伸ばして花を穂状に咲かせます。花色は白、ピンク、黄色、紫、青、赤などで強い芳香があります。球根はタマネギのように鱗片が層状になった鱗茎です。球根は花後もしぼまず残って年々肥大し、あまり子球はつくりません(ローマン系はよく増えます)。
ヒヤシンスの名前はギリシア神話に出てくるヒアキントゥス王子の名に由来するとされます。
日本へは江戸時代末
地中海沿岸原産で、16世紀中期にイタリア経由でヨーロッパにもたらされました。日本に入ってきたのは安政~文久年間(1854~1863)とされており、当時は「ヒヤシント」と呼ばれ、特に黄花種は黄水仙とも言われたようです。明治時代には「飛信子(ひやしんす)」「風信子(はやしんす)」などの字が当てられ、現在でも残っています。一般に広まったのは大正時代中期以降です。
系統は2つ
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主に、オランダで品種改良されたダッチ・ヒヤシンスとフランスで品種改良されたローマン・ヒヤシンスの2系統があります。ダッチ系は花がびっしりと付きボリュームがありゴージャスな雰囲気があります。ローマン系は花付きはまばらで草丈は小さいですが、そこだけ見てローマン系が劣っていると思うのは早計で、可愛らしく野趣があり、なにより丈夫です。
一般にヒヤシンスの名前で通っているのはダッチ系です。かつては2000を超える膨大な品種があったと言われていますが、現在一般に栽培されているのは40種~50種です。八重咲きや大輪種などはありますが、ヒヤシンスは往々にして品種ごとの変化が少なく、多くの品種が淘汰されたのではないかと思います。ちなみに、現在広く栽培さている品種は19世紀に育種されたものが多くを占め、代表的な品種に「カーネギー(白花)」「シティ・オブ・ハーレム(黄花)」「デルフト・ブルー(青花)」などがあります。
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