パイナップル

パイナップル科 「は」からはじまる植物 観葉植物

パイナップル
この植物の育て方
科名
パイナップル科
学名
Ananas comosus
別名
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原産地
南アメリカ
大きさ
30cm~1m
開花期
不定期
難易度
★★★☆☆(ふつう)

こんな植物です

熱帯アメリカ原産の多年草です。果実が食用になりますが、葉っぱに赤や白のキレイな筋の入る品種もあり、観葉植物としても利用されます。日本には1866年、オランダの漂流船によって、石垣島にもたらされたのが最初とされています。

細長くてしっかりした堅さの葉っぱが放射状に伸びます。葉っぱの先端はトゲのように鋭くなっており、フチにもノコギリのようなギザギザがあります。株の中央から太い花茎を伸ばして、その先端に紫色を帯びた小さな花をまとめて咲かせます。茎は太短く、密生した葉っぱに覆われていて見えません。

パイナップルはパインとアップルをくっつけた言葉で「松ぼっくりに似たリンゴ」という意味です。 リンゴは「価値のある美味しい果実」を表しており、リンゴそのものを指しているわけではないそうです。パインはマツのことです。

葉っぱの美しい品種にヴァリエガツスやポルテアヌスがあります。ヴァリエガツスは葉っぱに白い縁取りが入りますが、さんさんと太陽光の降り注ぐ環境で育てると縁取り部分がピンク色を帯びてかわいらしいです。

果実について

1コに見えるパイナップルの実は、たくさんの果実が集まったもので「集合果」と呼ばれます。1コのパイナップルの実はおよそ100~200の小さな花の集合体です。

私たちが普段食べている黄色い果肉の部分は、花の土台となっている「花床」と呼ばれる部分が肥大したものです。フルーツとして栽培されているものはいわゆる種なしです。パイナップルは、同じ品種どうしではタネを作る能力がありません(自家不和合成)。受粉しなくても果実が大きくなって甘く熟します。もし、他の品種をもってきて受粉したら、タネはできます。タネは茶色い小粒で、ちょうど皮と果肉の間にできます。食用向きの品種は最もよく知られている「スムース・カイエン」をはじめとして、200品種以上知られています。

タネはできなくても、いろんな所から芽を出して新たな株となります。芽は出てくる位置で呼び名が違います。代表的なものに、果実の頭の部分に生えてる「冠芽」、葉の付け根から出る「吸芽」、地下茎から出る「塊茎芽」などがあり、営利栽培でもこれらが増殖に用いられます。