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ルナリア(ゴウダソウ)の育て方

ルナリアアブラナ科 学名:Lunaria annua用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

ヨーロッパ原産の草花で、日本には20世紀初頭に入ってきました。この植物をフランスから日本に持ち帰った合田清さんの名前にちなんで、ゴウダソウ(合田草)の和名があります。花壇の他、ドライフラワーとして利用されます

栽培カレンダー
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開花期
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タネまき
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肥料
バー バー バー バー バー バー       バー バー バー

季節・日常の手入れ ポイント
莢をドライフラワーとして利用する場合は、莢が膨らんで色が緑色から薄い茶色に変わり始めた頃に茎の下の方から刈り取って風通しの良い軒下で充分乾かしてから外皮を取り除きます。タネも一緒に採れるので翌年まで保存しておいて適期になったらまいても良いでしょう。

日当たり・置き場所  ポイント 
日当たりの良い場所を好みますが半日陰の場所でも育てることができます。耐暑性は若干弱く25℃以上の環境では成長が止まってしまいます。夏は西日や直射日光をさけて風通しの良いできるだけ涼しい場所が適しています。

耐寒性は非常に強くマイナス6℃程度まで耐えます。特に冬の防寒対策は必要ありません。

水やり・肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。春から夏にかけて気温の上昇とともに乾きやすくなりますが、高温時期は植物自体の生育がやや衰えて根の吸水力も弱くなりますので水をやりすぎて過湿にならないように気を付けましょう。過湿にすると根が腐りやすくなります。一年を通して水やりの基本は土が乾いていたら与える、です。

肥料は育苗中から花後まで定期的に月1回、1000倍に薄めた液体肥料を与えます。夏は暑さで弱るので与えません。

用土
水はけの良い土を好みます。逆に言えば水はけさえよければ特に土質は選びません(粘土質の場所は不向き)。鉢植えにする場合は、赤玉土8:腐葉土2の割合で混ぜた土が適しています。弱酸性の土を好むので庭に植える前にあらかじめ石灰を混ぜ込んでおいても良いでしょう。

植え替え・植え付け
鉢植えにしていて鉢の底から根が伸びてくるようなら、根詰まりをおこしている可能性があるので一回り大きな鉢に植え替えます。根を傷めると根付きにくいので植え替えの際は丁寧に扱いましょう。庭植えは植え替える必要はありません。植え替えの適期は6月、真夏の植え替えは植物を著しく弱らせる上に根付きにくいので避けます。

ふやし方
タネをまいて育てます。タネまきの時期は春、3~6月が適期です。二年草なので一年草に比べると育苗から開花までの期間が長くなります。

ルナリアは根がまっすぐ伸びて枝分かれしにくい直根性という性質で、苗が大きくなってからの植え替えを嫌います。根を傷めてしまうと新しい根が伸びにくく根付きにくいからです。庭やプランターに直接タネをまくか、ビニールポットに数粒ずつまいて育てます。タネにかぶせる土の厚さは5mm程度が適当です。

ポットにまいたものは本葉が4、5枚の苗に生長したら庭などに植え付けます。植え付けの適期は6月頃ですが、苗が十分な大きさになっていない場合に植え付けると夏の暑さで根付く前に枯れてしまうこともありますので、その場合は植え付けを9月まで待ちます。夏の育苗は風通しの良い半日陰の場所で行いましょう。

秋にタネをまくことも可能ですが、その場合は開花するのは翌々年の春となり、育苗期間がさらに長くなります。なぜならルナリアはある程度の大きさに生長した後、寒さに当たると花芽が作られる性質だからです。秋にタネをまいても冬までに十分な大きさの苗に生長しないので、花芽が形成されずその結果花が咲きません。

7月~8月にタネを採取してすぐにまいた場合、ギリギリ翌年の開花にこぎつけることが出来ますが、高温で発芽がそろわないこともあります。

かかりやすい病害虫
害虫 アブラムシ アオムシ

春から秋にかけてアブラムシが発生します。また夏を中心としてアオムシの発生も見られます。アブラムシは吸汁して植物を弱らせたり、葉を変形させたり二次的に病気を引き起こすこともあります。アオムシは葉を食い散らかします。どちらにしてもほおっておくと被害は拡大しますので見つけ次第薬剤を散布して駆除しましょう。春暖かくなってきた頃に予防として薬剤を散布するのも効果があります。

まとめ 
寒さに強いが暑さに弱い
大苗での移植は根付きにくい
秋にタネをまくと開花は翌々年の春

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アブラナ科