|
※モントブレチアは「佐賀県環境の保全と創造に関する条例 第六十五条」により移入規制種に指定されており条例が該当する地域では植栽することができません。

病気 特になし/害虫 特になし
●秋に地上部が枯れたら掘り上げるか霜よけを行います
●数年間は植えっぱなしのほうが花数が多くなります
●よくふえるので球根は30cm間隔で植え付けます

モントブレチア(クロコスミア)は夏に花を咲かせる球根性の植物です。非常に丈夫な植物で日本では数種類が花壇用に栽培されていますが中には、ほおっておかれたものが半野生化しているものもあり、空き地の隅っこなどに咲いているのを見かけることがあります。
ヨーロッパでは切り花としての需要が高い植物です。花もちが良くて2分咲きくらいのものを切り取って花びんにさしておくと10日ほど傷まずに花を楽しむことができます。花色は朱色やオレンジ色のものが多いです。数は少ないですが黄色の花を咲かせるものも栽培されています。
球根がよくふえて地面にしっかりと根を張るので斜面の土砂流出防止にも使用されることがあります。

特に手間のかからない植物です。切り花にするなら花が全部咲ききる前に花茎の下から切り取りましょう。後は花が枯れたら残った花茎を切り取るくらいです。

日当たりの良い場所を好みますが明るい日陰や一日に3時間くらい日が当たれば後は日陰の場所でもよく育ちます(完全な日陰では育ちませんが)。広葉樹の下、木陰のできるような場所ならまず問題なく育ちます。
耐寒性も強いので特になにもする必要はありませんが寒冷地では球根が凍らないよう秋に葉が枯れたらに掘り上げて、風通しの良い日陰で球根を乾かしてまわりりの土をよく落としてから凍らない場所で貯蔵しましょう。掘り上げる代わりに地面に腐葉土などをぶ厚く敷いて凍結を防止する方法もあります。

地植えにしたものは極端に乾くとき以外は特に水を与える必要ありません。鉢植えのものは生育期には土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。秋に葉が枯れてきたら徐々に水やりを控えて完全に地上部が枯れたら休眠に入った証拠なので水を断ちます。春は3月頃から水やりをはじめ新芽がでてきたら通常通りに水やりします。
土にあらかじめゆっくりと効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでおきましょう。モントブレチアは非常に肥料を吸う力が強いので少量の肥料でよく育ちます。追肥は花が咲き終わった後に同じものを少量株元にばらまいておけばよいでしょう。

水はけの良い土なら特に選ばずにどこでもよく育ちます。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用しましょう。
球根の植えつけは3〜4月が適期です。毎年球根がふえていくので庭植えの場合は特に植え付け間隔を充分にとって植え付けましょう。球根の間隔は30cm、深さは5cmに植え付けます。ちょっと間隔をあけすぎだと感じるかもしれませんが年々ふえていくことを考えるとこれくらい余裕をもって植え付けた方がよいです。
草丈が結構高くなるのでバランスを考えて鉢植えの場合は7号鉢(直径21cm)に10球前後を目安に植え付けます。球根の植え付ける深さは根の張るスペースも考えて2.5cmくらいの深さに植え付けます。植え替えは3年に1回くらいで充分です。植え付けて2年目くらいが特に群生して見事です
毎年球根がふえていって花数がどんどんふえて群生して見栄えがしてくるので数年間は植え替える必要はありません。株が混み合って花数が少なくなってきたときにだけ掘り上げて他の場所に植え替えを行います。
植えっぱなしにしておいても勝手に球根がふえていくので取り立ててふやし方はありません。球根を人に分けてあげるときなどは秋に地上部分が枯れてから掘り上げましょう。 |