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病気 特になし/害虫 特になし
●暑さには強い方ですが高温多湿を嫌い乾燥した気候を好みます
●肥料が多い方がよく育ち、花もたくさんつきます
●草丈が10cmくらいのとき芽先を摘むと枝数が増えます

モルセラは春にタネをまくと夏に花を咲かせてその年と秋には枯れてしまう一年草です。花はちいさくてほとんど目立ちませんが、その花をくるむように付く”がく”を鑑賞します。”がく”は鮮やかな緑色で茎にびっしりと付くユニークな姿は一度見たら忘れないほど印象の強いものです
その”がく”の形がアサリやハマグリなどの2枚貝の貝殻に似ていることから”カイガラサルビア”という別名があります。西アジア、シリアに4種類が自生していますが、園芸で栽培されているのはそのほとんどがモルセラ・レービスという品種です。切り花、ドライフラワーにしてもおもしろい形が充分に鑑賞できます

基本的にタネをまいて苗づくりをして育てますが、草丈が10cmほどに育った頃に芽先を摘むとワキ芽が伸びてきて花が咲いたときに草丈がそろいます。芽先を摘まなくても枝分かれはしますが、花が咲いたときの草丈に高低ができアンバランスな株になってしまいます
草丈が伸びすぎて倒れそうになってきたら支柱を立てましょう

日当たりの良い場所を好みますので充分日光の当たる場所で育てます。暑さには強い植物なのですが高温多湿を嫌います。ですから日本のじめじめした夏はあまり適しません(夏は湿気の少ないからっとした暑さや冷涼地を好みます)。ですから夏はできるだけ風通しの良い場所で育てて枝や葉の混み合ったところは多湿になるのを防ぐために間引きます

じめじめした土を嫌いますので水のやりすぎには注意しましょう。土の表面が乾いてから水を与えるようにし、やや乾燥気味に保つようにします。庭植えにしているものは真夏に極端に乾かない限り水を与える必要はありません
草花の中では肥料をたくさん必要ですので、常に肥料を切らさないようにしましょう。肥料が少ないと花茎も伸びず花つきも悪く株全体がいじけたように小さくなってしまいます。土にあらかじめゆっくりと効くタイプの粒状の肥料を混ぜ込んで置いて、追肥として1ヶ月半に1回株元に粒状の化成肥料を与えます。同時に2週間に1回液体肥料を与えます。ここで注意したいのはチッソ分の多い肥料を与えると葉ばかり茂って花がつきにくくなりますので液体肥料はカリ分の割合の多いものを与えるようにします

水はけの良い土が適しています。赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。弱アルカリ性の土を好みますので庭植えにする場合は育てる場所にあらかじめ石灰を混ぜ込んで置いて酸性を中和しておきましょう
一年草で春にタネをまくと秋にはかれてしまうため、植え替えの必要はありません
タネからふやします。タネの発芽適温は15〜20℃です。苗は移植を嫌い植え替えても根付きにくいので庭や鉢に直接まいて間引きながら育てるか、まだ苗が小さいうち(本葉が3枚くらいのとき)に根を傷つけないように慎重に移植を行います
10日ほどで発芽しますので混み合った部分は間引いていって最終的に株と株の間隔は30cmになるようにします。植える場所を決めていなかったりまだ花壇があいていないような場合はビニールポットにまいて発芽したら1本に間引き、6月頃にまわりの土をくずさないように鉢や庭に植え付けます
タネは4〜6月までまくことができるので、1ヶ月ずつずらしてまくと開花時期もずれていくので長期間花を楽しむことができます
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