|

病気 なし・害虫 カイガラムシ ハマキムシ テッポウムシ
葉に香りがあるので虫が付きやすい。見つけ次第駆除します
●冬の乾燥した風に当てないようにします
●年に2回枝を切り戻します
●追肥は冬、夏の3回

ゲッケイジュ(月桂樹)は常緑性の中高木で、暖かくて湿潤な気候を好む樹木です。葉は先がとがった楕円形をしており香りがあります。この葉を乾燥させたものをシチューやカレーの香りづけに入れるのは日本の家庭ではおなじみのことではないでしょうか。また古代ギリシャではゲッケイジュの葉で作った冠を英雄などに冠したところから現在でもスポーツにおいて、勝利者を讃え月桂樹の冠が頭上を飾ります。

芽吹く力が非常に強く、枝の伸びる勢いも強いので年に2回から3回枝を刈り込みます。刈り込みの適期は4月もしくは10月から11月です。特に細かく考えず、バランスを見ながら刈り込みます。多少短く刈り込んでも生育に支障は来しませんので、色々な仕立て方を楽しむことができます。枝はまっすぐ上に伸びる性質がありますので、円筒形や円柱形などのすらっとした仕立て方が一番簡単です。丸く刈り込んで仕立てることもできます
枝が混み合うと風通しが悪くなりますので、重なり合った枝などは切り落として、なるべく風がよく通るようにしましょう。そうすることで生育もよくなります

日当たりのよい場所が一番適していますが、やや日陰気味の場所でもよく育ちます。例えば塀と家屋の間の狭い庭や建物が密集して十分に日光の確保できない場所でも育てられます。枝が横に張らずにまっすぐに上に伸びますので比較的狭めの場所でも育てやすい樹木です
北限は宮城県あたりまでなら地植で育てるとができます。 耐寒性は常緑性の広葉樹としてはだいたい並くらいの方です。冬の乾いた風を嫌いますので鉢植えなどで軒下に移動させるときは乾燥した場所に置くのは避けましょう

庭植えにしたものは一度根付いてしまえば特に水やりを行う必要はありません。苗を付け付けたときだけ根付くまで水をやればよいでしょう。鉢植えの場合もあまり水はやりすぎずに、多少ひかえめの方が無難です。土の表面が乾いてから与えるようにしましょう。
生育が旺盛ですので肥料は必要です。冬は1〜2月、夏は8〜9月に1回ずつ油かすと粒状の化成肥料を同量混ぜ合わせたものを庭木の場合なら2つかみほど株元から少しはなした場所に施します。鉢植えの場合は鉢の大きさに応じて量を加減します

丈夫な植物で特に土質は選びません。庭植えにする場合は水はけがよい場所を選びましょう。鉢植えの場合は赤玉土(中〜小粒)6:腐葉土4を混ぜたものを使用します。堆肥を1割ほど混ぜても良い
植えつけの適期は5月頃です植え付けた後はたっぷりと水を与えます。余分な枝葉を落としてから植えると余分な水分が出ていかずに根付きやすく、また早く根付くようになります
一度植えると植え替えの必要はありません。鉢植えの場合は鉢の中が根でいっぱいになったら一回り大きな鉢に植え替えます。植え替える際は根を傷つけないようにします。植え替えの適期は4〜5月
挿し木で比較的簡単にふやすことができます。挿し木の適期は6〜8月でその年に伸びた枝で虫などの付いていない元気なものを選び、先端から10から15cmの長さに切り、1時間ほど水につけて水を吸わせた後に、それを小粒の赤玉土を入れた鉢に挿します。日陰の場所で乾かさないように管理し根が出たらそれぞれをポットや小鉢に移して育てます
|
□■葉を収穫する■□
常緑性の樹木ですので葉は一年を通して収穫することができます。生育が旺盛な樹木といっても苗が小さい内はあまりとらない方がよいでしょう。収穫する葉は若い葉ではなく半年以上経過したものが適しています。前年、前々年の葉でもかまいません。手入れとして1年に2〜3回は枝を刈り込みますのでその時ついでによさげな葉をプチプチとちぎれば手間も省けます。収穫した葉水洗いして表面の汚れを落とし、ざるなどに広げて乾燥させて空きビンや海苔の缶などの適当な容器に保存しておきましょう。カレーやシチューなどの煮込み料理の香りづけの他にも防虫剤代わりに米びつやタンスに入れても多少効果があります |
|