インカルビレアは中央アジアやヒマラヤなどに14種が分布する植物で『毎年咲くタイプ』のものと『一年で枯れてしまう』タイプのものがあります。直根性(ちょくこんせい:ダイコンやゴボウのように地中にまっすぐ太い根を出す性質)で、球根植物のイメージが強い植物です。草姿は『茎が長く伸びて葉を付ける』ものと『地際から葉がたくさん出て茎を伸ばさない』ものがあります。
ポイント 性質は丈夫で寒さにはつよく、秋以降に購入した苗や球根ならさほど苦労はかからず開花までもっていけますが、高温多湿に弱くて花をひととおり楽しんだ後-夏-に暑さで枯らしてしまうケースがあります。毎年楽しみたい場合は夏にできるだけ涼しい環境で栽培するのがポイントです。 置き場所 春〜秋の生育期はよく日の当たるところで育てます。ただし、真夏の直射日光は暑すぎるのでできれば明るい日陰で育てます。あまり暑さが厳しいと夏に枯れてしまうことがありますので気をつけましょう。 寒さには強いので特に防寒を行う必要はありませんが、土壌の凍結や霜が心配される場合は鉢植えで軒下などに移動させます。 水やり 高温時の多湿を苦手とするので、過度の水やりは避け、水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにします。冬の間は休眠しているので水やりは控えめに、乾燥気味に保ちます。 肥料 生育期、春に芽が出る頃から花が咲き終わる頃まで液体肥料を2週間に1回程度与えます。冬に休眠に入る前9月〜10月にかけても同様に与えます。真夏は暑さで植物が弱っており肥料は逆効果になるので与えません。また、冬は休眠しているので肥料を与える必要はありません。 用土 水はけが良く、肥沃な土が適しています。鉢植えにする場合は赤玉土(小粒)5:腐葉土3:川砂2の割合で混ぜた土を用います。 植え替え・植え付け植え替えや球根の植え付けは3月頃が適期です。鉢植えの場合、1〜2年育てて株が大きくなりきゅうくつになってきたら一回り大きな鉢に植え替えます。 球根の先端近くから直接、葉(芽)を出すのであまり深植えせず、球根の先端が土に隠れるか隠れないかくらいの浅植えにします。 ふやし方 親株の基部から子株が発生しますので、その子株を根を付けたまま親株から切り離して植え付けます。適期は3月。 タネからもふやせますが、種によっては開花までに2年ほどかかるものもあります。
’イ’からはじまる植物 ノウゼンカズラ科 球根植物 |
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