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様々な種類がある観葉植物

フィロデンドロン

フィロデンドロン
科名:サトイモ科
学名:Philodendron
原産地:熱帯アメリカ
草丈:20cm-6m
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(ふつう)

くわしい育て方

〔〕内は学名、P.はPhilodendronの略

フィロデンドロンとは

熱帯アメリカに200種以上が分布します。

フィロデンドロンは「木を好む」という意味で、木に絡まって成長する姿に由来します。多くがつる性植物で、和名にも「○○カズラ」と名の付くものが多いです(カズラはつるのことです)。中にはほとんどつるを出さない種もあります。茎の節から気根と呼ばれる根を出します。

葉っぱの形や草姿、大きさなどは種によりまちまちですが、葉っぱに光沢があり美しいものが多いです。熱帯アメリカ原産のサトイモ科植物の中では、最も多くの種が観葉植物として栽培されているのがフィロデンドロンではないかと思います。

種類

セローム〔P.selloum〕
フィロデンドロンの中では最もよく見かける種です。ブラジル、パラグアイ原産で長い軸の先に深く切れ込んだ大きな葉っぱを付けます。つるはほとんど伸びず、支えがなくても自立できるほど茎はしっかりしています。

アンドレアヌム〔P. andreanum〕
コロンビア原産で、若い葉は金属のような滑らかな光沢がありビロードカズラとも呼ばれます。葉の形は縦長のハート型で、茎はつるになります。葉は大きくなると長さ50cmほどになります。日本には明治頃に入ってきました。

オキシカルディウム〔P. oxycardium = P. scandens spp. oxycardium〕
中央アメリカ原産でつる性。園芸品種のライムは葉色が明るい緑で美しい。葉型は縦長のハート型です。

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