ホウセンカの育て方

古くから親しまれている夏の草花

ツリフネソウ科 「ほ」からはじまる植物 夏~冬に咲く草花

ホウセンカ
この植物の解説

育て方はこのページの下

科名
ツリフネソウ科
学名
Impatiens balsamina
用途など
花壇 コンテナ 鉢
大きさ
高さ30cm~80m
耐寒性
弱い
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)
メモ
ウドンコ病に注意

育て方

栽培カレンダー

栽培カレンダー

主な作業の適期

タネまき 5月
肥料 6月~7月

日常の手入れ

支柱立て

草丈が高くなり、倒れそうなら支柱を立てます。

日当たり・置き場所

日当たりの良い環境が適していますが、半日くらい日の当たる場所なら充分育ちます。日照不足になると茎が弱々しくて倒れやすくなります。

水やりと肥料

やや湿り気のある土壌を好みます。ひどく乾く土壌では十分に成長できないので、草丈が低くて花つきも悪くなります。


適した土

湿り気のある、水もちのよい土が適しています。砂質土壌では乾きすぎてよく育ちません。

植え替え・植え付け

風通しが悪くなるとウドンコ病が発生しやすいので、株と株の間隔は15cm~20cmとります。花後に枯れる一年草なので、一度植え付けてしまうと植え替えの必要はありません。

ふやし方

基本的にタネから育てます。直根性で、大きくなってからほかの所に植え付けようとしても、うまく根付かないことがあります。プランターや花壇に直接タネをまくか、本葉が3枚くらいの頃までに植えてしまう。植え付けのタイミングを逸しないように気をつけましょう。

発芽適温が比較的高めなので、タネまきは5月に入ってから行います。

かかりやすい病害虫

害虫:センチュウ 病気:ウドンコ病

勝手にこぼれたタネで生えているよう株も見るので、非常に丈夫なイメージがありますが環境によっては病害虫が出やすいです。センチュウに対する抵抗力が非常に弱く、センチュウのいる土壌で栽培することはできません。

梅雨時期にウドンコ病がでやすく、一度かかってしまうと治療するには時間がかかります。梅雨前から、ウドンコ病対策として殺菌剤をまくとよいでしょう。

関連する植物