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■注意点 10月頃には翌年の花芽が枝の中で作られるので花や実をたくさん楽しみたい場合は 8月までに強く枝を切り戻したり、全体を刈り込む作業は済ませておきましょう。特に短い枝は切らないように注意します。 なぜ、花芽のできる2ヶ月前までに刈り込みを済ませるかというと 花芽のできる直前に枝を切り戻すと、ワキから枝を伸ばすのに養分がとられて花芽ができにくくなるからです。 10月以降の刈り込みは単純に花芽ごと枝を切り落とすことになるので避けましょう。 また、ばっさりと強く刈り込むことで、花付き・実付きは悪くなりますが樹勢(樹の成長するつよさ)が強くなりますので、樹形をしっかり作りたい場合など目的に応じて行うとよいでしょう。 ■樹形を重視する場合 生け垣やトピアリーのように実付きよりも樹姿を重視するのであれば冬にも刈り込みを行います。 特にピラカンサは徒長枝が出やすいので、樹姿をキープしたい場合はこまめに伸び出た徒長枝を刈り込む必要があります。 垣根でも花を楽しみたい場合は、1年目に強く刈り込んで小枝をたくさんださせて 翌年は春頃に樹から飛び出ている枝を軽く整える程度の剪定にとどめます。 この作業を1年ごとに繰り返します。 ■柿色種の注意点 柿色の実を付ける品種は開花直後の6月には翌年の花芽が枝の中で形成されます。通常のように刈り込み・剪定を行うと全く花が咲かなくなります。 しかし枝は通常の品種と同じくよく伸びて樹形を乱すので、剪定が必要です。 最初の1〜2年は花や実をあきらめて花後に刈り込みを行って、できるだけ小枝の数を増やし樹形をしっかりつくります。 その後は花の咲く前、春先に枝の先端を軽く整える程度の剪定を行います。 日当たりの良い場所を好みます。日陰でも成長はしますが、花付きは悪くほとんど実を付けません。枝が四方に広がるので、庭木として育てる場合は広い場所や芝生の庭などに1本植えした方が見栄えがします。 ある程度の耐寒性はありますが、東北北部・北海道での露地植えは難しいです。 庭植えのものは植え付け直後の苗木や雨の降らない日が続いて土が乾燥するようでしたら水を与えますが、一度根づくと水を与える必要はありません。 鉢植えのものは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に春〜秋の生長期は乾燥させないようにしましょう。また、開花時期に水切れさせてしまうとその後の実付きが悪くなりますので注意が必要です。 肥料は庭植えの場合、ほとんど必要ありません。冬に油かすに2割ほど骨粉を混ぜたものを株元に適量与えます。鉢植えのものは、開花前の3〜4月、開花後の6〜7月、実が色づく前の8〜9月の年3回、固形の油かすか化成肥料を施します。肥料は多すぎると徒長枝が増えて、実付きが悪くなります。 水はけがよい肥沃な土なら特に土質を選ばずに育てられます。粘土質の土壌の場合は腐葉土や堆肥をたっぷり混ぜ込んでおくと良いでしょう。鉢植えの用土は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。 植え付けは春3〜4月、秋9〜11月が適期です。地面が凍結するような寒冷地では春に暖かくなってから植え付けます。 鉢植えのものは鉢の中が根でいっぱいになったら植え替えを行います。樹を大きくする場合は一回り大きな鉢に植え替えます。それ以上大きくしたくない場合は一回り小さくなるように根を切り詰めて、同時に枝も短く切り詰めて同じ大きさの鉢に植えます。 さし木でふやすことができます。今年伸びた枝の先端を10〜15cmの長さに切り取り、土に挿します。太めの枝でも比較的よく根を出します。適期は6月上旬から9月まで。 |
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