ヤサシイエンゲイ 私家版

春らしい雰囲気の球根植物

アネモネ

アネモネ
科名:キンポウゲ科
学名:Anemone
原産地:地中海沿岸
草丈:10cm-1m
主な開花期:4月-5月
栽培難易度:バー バー バー バー バー
(そだてやすい)

くわしい育て方

アネモネとは

アネモネの仲間は北半球の温帯から亜寒帯にかけておよそ120種が分布し、日本にもシュウメイギクなど10数種が自生します。その中でも園芸上、アネモネと呼ばれているのは地中海原産の野生種アネモネ・コロナリアや雑種アネモネ・フルゲンスなどの園芸品種で、秋に球根を植えて春に楽しむ秋植え球根として扱うのが一般的です。
球根(塊茎)は1cm前後、乾燥した状態ではカチカチで小石のようです。葉は深く切れ込んだ羽毛のような姿をしています。春になると次々と地中からつぼみの付いた花茎をもたげて、その先端に1輪の花を咲かせます。草丈、花色や姿は種によって様々でバラエティーに富みます。
名前は「風」を意味するアネモスに由来し、風通しの良い場所を好むところから名付けられました。

種類

アネモネ・コロナリア〔A.coronaria〕 地中海原産、コロナリアは「花冠」の意。バラエティーに富んだ園芸品種や変種がある。和名はボタンイチゲ。草丈は30cm-40cmで花色は赤、紫、白、青など。園芸品種に一重もしくは二重の「デ・カーン」、半八重咲きの「セント・ブリジッド」などがある。「デ・カーン」は19世紀に作出され現在でも親しまれているアネモネの代表品種。雄しべが花びらのように変化したキクを彷彿とさせる花姿の変種、「キクザキアネモネ」がある。
アネモネ・フルゲンス〔A.×fulgens〕 野生種同士が自然に交配してできた雑種、「フルゲンス」は「かがやきのある」という意味。花は緋色で雄しべは暗紫色。日本で「フルゲンス」として流通しているカラフルな花色のものは園芸品種か別種、異なる雑種と考えられる。
アネモネ・ブランダ〔A.blanda〕 地中海沿岸原産、花は小菊のような姿で色は白、淡い紅色、空色などがある。草丈は15cm程度と小型で山野草のような雰囲気があり、愛らしい。ブランダは「魅惑的」の意。

関連するページ
アネモネの育て方
アからはじまる植物
キンポウゲ科の植物
球根植物
育てやすい植物